結論、パートに求めすぎだろ!と感じた時点で以下対策を考えるべきです。
- 転職する
- 個人事業主の可能性を見出す
- 労働基準監督署に相談する
パートの転職活動がなかなか大変なのも分かりますし、生活リズムが崩れるのが大変なのも分かります。
筆者ももちろんこのような経験がありますが、めんどくさい転職活動をして、無事に成功して本当に良かったと感じています。
その上で言いますが、今すぐにでも求人を探すか、個人事業主として自分でも稼げそうなことを俯瞰して考えてみてください。
職場を変えられないなら、労働基準監督署に相談しましょう。
この記事では「パートに求めすぎだろ」をテーマに、情報をお届けします。
パートと正社員の境界線はどこに?
パートタイムで働く人が増えている中、「パートに求めすぎでは?」と感じる場面も増えています。
「X」でもちらほら見かけるほど。
パートタイマーと正社員は役割が異なるはずなのに、なぜか正社員並みの責任や業務量を求められることがあるのはなぜでしょうか?
その現状を分析し、課題や解決策を具体例を交えながら深掘りします。
パートに対する期待値の現状と課題
パートタイマーの役割の変化がしていることは間違いなさそうです。
かつては「補助的な業務」を担うとされたパートですが、昨今の人手不足により、より多くの責任が求められるケースが増えています。
特に、小売業や飲食業ではパート従業員が店舗運営の中核を担う場面も多く、期待値が高まる一方です。
給与と責任のバランスが取れない問題
問題の一つは、パートに求める責任やスキルと、実際に支払われる給与のアンバランスです。
例えば、アルバイト時給1,000円程度で「売上目標を達成せよ」などのプレッシャーをかけられることも少なくありません。
よくある「パートに求めすぎ」な具体例
ここでちょっと具体例を紹介します。
販売業:売上責任まで求められる
スーパーやアパレルショップでは、パートにも売上ノルマが課されることがあります。
「売上アップのためのアイデアを出せ」と言われても、パートがそこまで責任を負うのは本来の範疇を超えていると感じる人も多いはず。
飲食業:正社員同様のクレーム対応
飲食店では、パートにも顧客クレームの対応を任されることがあります。
「正社員に回して」と言っても、現場に正社員がいないため対応せざるを得ない状況が生まれがちです。
面白いのは、「クレーム対応したら歩合給が出る」飲食店もあるようです。
オフィスワーク:フルタイム並みの業務量
一般事務やコールセンターでも、「パートなのにフルタイムの正社員と同じ仕事量をこなしている」と不満を感じる声も多くあります。
定着率が低い求人に要注意
過剰な期待により、パート従業員のストレスが高まり、仕事へのモチベーションが低下することは必然。
「頑張っても正社員扱いにはならない」と感じると、やる気を失うのは当然ですよね。
過度な負担を感じたパート従業員は、他の職場に転職することも多く、結果として企業は人材の定着が難しくなります。
つまり、定着率が低い求人は何かしらの問題があるということ。
もしこれから転職する際、「この飲食店、いつも求人募集してるな」というところには要注意です。
パートと正社員の役割分担の考え方
やはり職場や上司には、パートと正社員の役割分担を明確にしてほしいところです。
例えば、パートは「現場のサポート」を担当し、正社員は「責任ある業務の管理」に集中。
この線引きが曖昧になると、パートの負担が増えるだけでなく、正社員側の管理もおろそかになります。
正社員も付けあがり、「パートは好きに使っていい」とアホみたいな思想になってしまう人もいるんです。
「パートに求めすぎ」と感じたら、雇用条件や求人条件を見直してみるのも手ですね。
パートが安心して働ける職場の特徴は?
もし転職するなら、ストレスが少ない、パートに求めすぎない職場で働きたいものです。
パートの意見を尊重する風土がある
パートの声をしっかりと聞き、現場でどのような改善が必要かを話し合う場を設けているような職場が望ましいですね。
例えば、月1回のミーティングがあったり、匿名で意見を伝えられる仕組みを導入していたり。
パート従業員をマネージメントしている人が自分と相性が良さそうか、しっかりと見ておきたいところです。
責任と報酬のバランスを考えている
パートに求める仕事の内容に応じて、適切な報酬が支払われることも重要です。
生活がありますからね。
積極的に時給アップやボーナス制度の見直しを行っている職場がおすすめです。
田舎だとなかなかないかもしれませんが。泣
あまりも求められたら労働基準監督署に相談するのも手
パート従業員にも当然、労働基準法に基づく権利があります。
過度な業務負担を強いられた場合には、労働基準監督署に相談することも可能です。
この方法であれば、今の職場で働き続けることも可能です。
気まずいと感じる人もいるかもしれませんが、明らかに理不尽な要求をしてきたのは職場なので堂々としましょう。
企業側も、人手不足や経営の効率化を求められているため、パートに頼らざるを得ない事情があるかもしれませんが、これが行き過ぎると離職率の増加など、逆効果を招くリスクがあるのも十分承知しているはずです。
「パートに求めすぎ」に関するよくある質問【FAQ】
- Qパートなのに正社員と同じ仕事に不満があります
- A
自分の業務内容を整理し、「本来の役割」と「過剰な負担」を明確に分けましょう。
その上で、冷静に上司へ相談し、「責任の範囲」を確認することが大切です。
負担が重すぎると感じたら、「働く条件の見直し」を提案したり、労働基準法に基づく相談先(労働基準監督署や労働相談窓口)に相談することも一つの方法です。
自分の健康や権利を守ることを優先し、無理をしないようにしましょう。
- Qパートなのに頑張りすぎちゃいます
- A
頑張りすぎる前に、「自分の役割はどこまでか」を見直しましょう。
仕事とプライベートのバランスを大切にし、無理をせずできる範囲で働くことが長く続ける秘訣です。
頑張りすぎて体調を崩しては意味がありません。
「やりすぎることが会社のためになるわけではない」と心得て、自分のペースを大切にしてください。
- Qパートにそこまでさせるか?と感じたら?
- A
無理な業務を感じたら、まずは自分の気持ちを整理し、上司に「現状の負担」や「求められる範囲」を具体的に伝えてみましょう。
冷静に話し合うことで、役割の見直しや業務調整ができるかもしれません。
執筆者:転職したら人生好転くん 現在30代後半。 当時彼女と結婚したい願望が強く、転職活動を開始。 IT企業に3社面接を受け、1社受かって転職に成功。 今現在もその会社に勤務。 人生が好転していることを今も肌で感じている。 |